探偵辞典
探偵の歴史 |
日本で最も古いとされている探偵社は、1892年に発足された「商業興信所」と言われています。
日銀と大手銀行グループの共同出資で誕生した興信所であったため、現在の探偵社/興信所とは仕事内容や規模は
当然違っていたでしょう。
現在の探偵社に近い探偵と言えるのは、1895年に開業した岩井三郎事務所と言われています。
当時日本では探偵という職業は知られていなかったのですが、
岩井三郎氏は元々警視庁に長年勤務し、司法主任としてスパイを摘発するなど活躍していた
経緯から順調に仕事も入り、大正初期に起きたシーメンス事件の解決により
探偵と言う職業が、日本でも知れ渡って行くことになります。
シーメンス事件以外に岩井三郎事務所が手掛けた案件として、
「花王歯磨密造事件」、「古河炭鉱詐欺事件」、「元満州馬賊伊達順之助による殺人事件」
などがあります。
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【調査の種類】
【工作の種類】 【法令データ提供システムより】
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